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自殺者数が6年連続減少 うつ病対策が奏功

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2015年の自殺者数は2万3971人で昨年より1456人減少し18年ぶりに2万5000人を下回りました。(警察庁データ)6年連続の減少でアベノミクス効果による景気回復と医療技術の進歩や医療体制の整備の影響が強いと思います。

警察庁の自殺者数は1978年からデータがありますが、2〜2.5万人で推移していたものが、1998年に前年比35%(8472人)も急激に増加し3万2863人なりその後2009年迄横ばいで推移していました。

2010年から減少に転じて2003年のピーク3万4427人より2015年は1万456人 、30.3%も減少しています。内閣府の昨年度の減少要因分析では、自殺理由で健康問題の人の減少が最も多く、「かかりつけ医らによるうつ病患者の早期発見と治療につながる対策が奏功した」とみています。

うつ病と自律神経失調症は別々の病気と思われがちですが、自律神経失調症はうつ病の早期段階です。自律神経には交感神経と副交換神経神経の2つがありこの2つの神経がバランスよく働いているのが正常な状態です。交感神経は脳に刺激を与えて緊張感を与えることで人の活動を活発化してくれるもので日中に働きます。その逆の副交換神経は脳と体をリラックスさせます。究極のリラックスが睡眠ですから夜に働きます。

この2つの神経の動きがストレスを受けることで乱れる状態を自律神経失調症と呼びます。夜中々眠れず眠れても睡眠時間が5時間程度と短く、それが原因で日中睡魔に襲われている人は自律神経失調症の疑いがあります。そのまま放置しているとうつ病になってしまいます。

従って、夜熟睡できない日が何日も続いた場合はかかりつけ医に早めに相談することをおすすめします。かかりつけ医がいない方は20代でも早めにかかりつけ医を決めておくことが予防医学の観点からも肝要であると思います。

 

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