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ヤマト運輸が「満足バンク」で褒める風土を醸成してモチベーションアップを加速

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クロネコヤマトのヤマト運輸(従業員約19万人)が「満足バンク」という社員が満足を創造した結果をポイント化し「満足バンク」に貯めていくことで、各自が創造した満足の量や中身を確認できるシステムを導入して社員のモチベーションアップを加速している。ヤマト運輸も以前は世間一般企業同様に「鍛える文化(鍛えてこそ社員は育つという文化)」だったそうですが、時代の変化に適応する「自己変革力」を高めないと持続的成長が難しいとの危機感から真逆の「褒める文化」に大きく舵を切ったそうです。

「満足バンク」は①自分が創造した満足に対する仲間からの評価②自分で立てた目標に対する自己評価③会社からの評価をポイント化して「満足バンク」に貯めてゆき、満足ポイントが貯まると「満足クリエイター」として認定されポイントに応じてダイヤモンド・金・銀・銅のバッジを贈呈される。更にポイント獲得上位者は式典で表彰される名誉があるが、給与には反映されないのは驚きである。それでも19万人が取り組むという「満足バンク」は今の時代を的確に表していると思う。同じ船(会社)に乗る社員同士が褒め合うことで自己の存在を承認される喜びを互いに感じ本当の意味での働き甲斐を実感できているのでしょう。イソップ寓話の「北風と太陽」が教えていることの現代版であると思います。褒められて嫌な人は「天の邪鬼」な人以外はいないと思いますが、褒めるには優れたコミュニケーション能力が求められると思います。それは、コミュニケーションを円滑に高めるには「人」が好きで他人に興味を持ち相手を理解したいと思う優しく広い心と謙虚な心を持ち合わせていてはじめて相手の存在承認をすることができる余裕が心に生まれるからです。多くの組織で「満足バンク」のような「褒め合う文化」が普及していくことを心より願っております。

 

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